バーチャルオフィスでの法人口座開設
法人経営者の皆様には、新設法人を運営する上で銀行口座開設が必要です。法人口座を開設することで、給与支払いや取引などビジネスに不可欠な機能が利用できます。開設には時間と手間がかかることが多いため、新設法人経営層の方々は、簡単に開設できる方法を探しているのかもしれません。
本記事では、バーチャルオフィスの利用による法人口座開設について解説します。

バーチャルオフィスとは
バーチャルオフィスとは、事業用の住所や電話番号、ファックス番号などを貸し出すサービスです。会社のオフィスがなくても、ビジネス上必要な住所や電話番号、ファックス番号などを利用できます。バーチャルオフィスのメリットは、事務所を持つことで発生するコストを抑えることができます。また、ネット上で管理するため、遠隔からでも利用できます。
バーチャルオフィスの利用で法人口座開設は可能か
次に、バーチャルオフィスの利用で法人口座開設が可能かどうかについてご説明します。結論から言えば、バーチャルオフィスであっても法人口座の開設は可能です。
特にネット銀行では、バーチャルオフィスの住所を本店所在地として認めているケースが多いため、法人口座の開設がしやすいと言われています。
バーチャルオフィスでのネット銀行口座開設可否
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GMOあおぞらネット銀行可能
GMOあおぞらネット銀行はバーチャルオフィスはもちろん、登録電話番号が携帯電話でも開設は可能です。
比較的開設しやすいと言われるネット銀行においてもGMOあおぞらネット銀行は特に開設しやすいと評判のようです。グループ会社のGMOオフィスサポートやレゾナンス、ナレッジソサエティなどはもちろん、地方で展開しているのバーチャルオフィスでも利用は可能なようです。
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paypay銀行可能
paypay銀行もGMOあおぞらネット銀行同様、バーチャルオフィス、携帯電話での利用も可能なようです。
ナレッジソサエティやNAWABARIでも可能な記事がありました。 -
楽天銀行可能
楽天銀行も同様に可能なようです。
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住信SBIネット銀行可能
住信SBIネット銀行も同様に可能なようです。
ネット銀行4社においてはバーチャルオフィスや携帯電話での開設はいずれも可能なようです。
ネット銀行だからこそ住所などよりも事業実態を重視した審査をしているように思います。
まとめ
バーチャルオフィスを利用することで、新設法人経営層にとっては、オフィスを持つ周辺事業を展開できることができるため、コスト削減にもつながります。 24時間いつでも取引ができるなどのメリットがあります。これらの点を考慮し、バーチャルオフィスとネット銀行の組み合わせを検討することは、新設法人経営層にとって有益な選択肢となるでしょう。
最後に、バーチャルオフィスとネット銀行の組み合わせを検討する際には、しっかりと調査を行い、慎重に判断することが重要です。自社のビジネスに合わせたバーチャルオフィスとネット銀行の組み合わせを選択することで、スムーズな事業展開を実現することができます。